看護師という仕事

高校や専門学校・大学など人によって最終学歴は異なりますが、最後の学校を卒業した後はほとんどの人が就職という道を選びます。なぜ多くの人が就職をするのでしょうか。子供の頃からの夢を叶えるため・生きがいを見つけるためなど様々な理由があると思いますが、収入を得るために就職をするという人は多いと思います。食べ物・着る物・住む場所を得るにも、生きていくためにはお金が必要です。そのお金を得るためには、当然働かなければなりません。子供の頃から「将来は○○になりたい」ということを多くの子供が考え、いつかは自分も働くのだということを漠然とわかっています。では、実際に子供に人気のある職業とはどのようなものなのでしょうか。対象が女の子の場合、食べ物屋さんや保育士さんなどと同じようにいつの時代でも人気上位に上がってくる職業の中に看護師があります。人の命に関わり「白衣の天使」という言葉があるように、いつも優しく患者さんを支える仕事に憧れを抱くのでしょう。実際に働くことを考えると、命に関わる仕事だからこそ失敗の許されない緊張感があったり、相性の良くない患者さんでも長期的にお世話をしなければいけないことがあったり、夜勤で生活のリズムが作りにくかったりと、大変な面が多い職場であることは想像ができます。その反面、責任が問われて長期的に人と関わる仕事であるからこそ、やりがいのある仕事でもあると思います。
今日の日本では高齢化が進み、病院や看護を必要とする人が増えています。その中でも、看護師は常に人手不足の状態です。生きていくためにいつか就職先を選ぶ子供たちが、大変な部分よりもやりがいの部分に着目し、夢を実現してくれれば問題の解決ができるのではないかと思います。

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